スーパージュニアのリーグ最終戦の勝率が圧倒的に高い男

ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア【撮影:koba】
BEST OF THE SUPER Jr.




Pocket

も過酷なジュニアのリーグ戦も残すところあと1大会。

3年振りの単独開催、2ブロックによる総勢20人による激闘、渡航制限緩和による新規外国人の参戦など、今までの足枷が外れたベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)は過去最高の盛り上がりを見せていると言っても過言ではありません。

 

残り1つの公式戦で優勝決定戦に進出できる可能性を残しているのは、数字だけ見ると各ブロック共に3人います。

現在の得点状況は以下の通りです。

BOSJ29得点一覧表【撮影:koba】

【Aブロック】リーグ最終戦

エース・オースティン vs フランシスコ・アキラ
高橋ヒロム  vs 石森太二

【Bブロック】リーグ最終戦

ロビー・イーグルス vs ティタン
エル・デスペラード vs エル・ファンタズモ

 

誰が優勝決勝戦に進んでも不思議ではない実力者が揃いましたが、直接対決、得点状況により、条件は同じではありません。

まずAブロックは得点12の石森が有利です。

リーグ最終戦で勝てば自動的に優勝決定戦に駒を進めることができます

仮に引き分けても石森の優勝決勝戦進出は決定です。

その石森と対戦するヒロムも、勝てば得点が12点で並ぶことができます。

仮にオースティンも勝って3人勝ち点で並んだとしても、ヒロムはオースティンに直接対決で勝利しており、優勝決定戦に駒を進められるのはヒロムになります

 

Bブロックも得点トップのファンタズモも優位です。

最終戦で勝ちまたは引き分けでも優勝決定戦に駒を進めます。

次に優位なのはロビーです。

ロビーは直接対決でデスペラードとファンタズモに勝利しています。

リーグ最終戦でロビー勝ち、ファンタズモがデスペラードに負け、3人が得点12で並んだとしても、直接対決の結果ロビーが優勝決定戦に駒を進めることができます

デスペラードは最終戦でファンタズモに勝ったとしてもロビーの負けなければ優勝決定戦に進出することはできません。

 

過去の勝率1位は高橋ヒロム

 

満身創痍な状況で誰が勝ち抜いてもおかしくありませんが、最終戦の勝率が高い選手がいます。

過去2年間の勝率を比べると、ヒロムが有利と言えるでしょう。

2021年と2020年のリーグ最終戦の勝率

高橋ヒロム 2戦2勝0敗

石森太二 2戦1勝1敗

ロビー・イーグルス 2戦1勝1敗

エル・ファンタズモ 1戦1勝0敗

エル・デスペラード 2戦1勝1敗

 

ヒロムに特化すれば2019年は怪我で不参加のためデータはありませんが、2018年のリーグ最終戦も勝利しています。

過去3戦で3勝しているのは高橋ヒロムただ1人

あくまでデータでしかありませんが、勝率通りならヒロムがAブロック1位突破する可能性が互いと言えます。

 

リーグ最終戦の富山大会は5月31日です。

様々なドラマが生まれたリーグ戦も、あと1大会。

 

29回目のジュニアの祭典は誰が制するのか。

優勝決定戦が行われる日本武道館大会は6月3日(金)です。