現役最後の後楽園へ。スピードスター吉野正人のラストラン

吉野正人【撮影:koba】
DRAGON GATE




Pocket

バリバリのトップレスラーの引退ほど残念な事はありません。

ドラゴンゲートの吉野正人は、今年の8月1日の神戸ワールド記念ホール大会での試合を最後に引退します。

 

2017年に首の怪我をして以来、首の痛みと痺れに悩まされ、デビュー20周年イヤーである3年後の引退を決めた吉野正人。

コロナ禍の状況により引退を1年伸ばしましたが、首の痛みが悪化したためあまり試合にも出場できませんでした。

痛みが酷い時はうつ伏せでも仰向けでも寝ることができず、座りながら仮眠していたと言います。

24時間酷い痛みに襲われ続けたレスラー人生も、残り1ヶ月を切りました。

 

スピードスターのファイナル後楽園

 

引退試合まで1ヶ月切った吉野ですが、今週金曜の7・9後楽園ホール大会に出場する予定です。

予定通り出場すれば、現役最後の後楽園ホール大会。

スピードスターにとってのファイナル後楽園は、盟友土井成樹とタッグを組むことも発表されています。

【第1試合:6人タッグマッチ】
KING清水
U-T
FUNKY“JACKY”KAMEI
vs
B×Bハルク
石田凱士
KAZMA SAKAMOTO

【第2試合:10人タッグマッチ】
ドラゴン・キッド
奥田啓介
Kagetora
Ben-K
“brother”YASSHI
vs
ドン・フジイ
斎藤了
神田裕之
新井健一郎
Gamma

【第3試合:スペシャル・シングルマッチ】
望月成晃
vs
箕浦康太

【第4試合:8人タッグマッチ】
シュン・スカイウォーカー
ジェイソン・リー
ドラゴン・ダイヤ
ラ・エストレージャ
vs

Eita
SB KENTo
ディアマンテ
ダイヤ・インフェルノ

【第5試合:6人タッグマッチ】
★SPEED STAR
FINAL COUNTDOWN in TOKYO

吉野正人
土井成樹
しゃちほこBOY
vs
Kzy
横須賀ススム
堀口元気

【第6試合】

★ノーロープ・ランバージャックマッチ

YAMATO
vs
KAI

 

最後にもう一度、“土井吉”でタイトル挑戦を見てみたかったというのが本音ですが、試合をする姿を観れるだけでも幸運と言えるでしょう。

実は吉野正人のファイナル後楽園ホール大会ですが、無事にチケットを購入することができました。

私にとっても約4ヶ月半振りのプロレス観戦。

久しぶりに写真を撮ってきたいと思いますので、吉野のレスラー人生最後の勇姿を見たい方は私のTwitterアカウントからご覧ください。

トペスイシーダプロレスブログTwitterアカウント

 

吉野が出場予定の7・9後楽園ホール大会のチケットは既に全席完売。

コロナ禍の状況でなければ、当然満員御礼となっていたことでしょう。

現役最後の姿を目に焼き付けてきたいと思います。

 

最後に、スポーツに掲載された吉野正人のインタビューを紹介したいと思います。

『引退まで残りわずかとなりました。闘龍門の時から長く見てくれているファンの人もいると思いますし、最近DRAGONGATEを見始めて知ってくれた人もいると思います。逆にDRAGONGATEも知らなくて吉野正人も知らないという人もいると思うんですけど、引退まで残りわずかというところでこの記事を偶然的に目にする機会があったというのは何かの縁だと思います。映像や雑誌や新聞などでもいいので、1度で良いのでこういうプロレスラーが居て、まもなく引退を控えているという存在を知ってもらうだけでもありがたいと思います。長く応援してくれている人たちには、21年間の思いを込めて笑顔にしたいですね。ご時世的にマスクはしていますけど、マスクの中は笑っているような空気感を作っていきたいですね』

引用:スポニチ(吉野正人インタビュー後編)

 

東京での試合も最後となる後楽園ホール大会で、何を語り、何を残すのか…

スピードスター吉野正人のラストランに刮目してきたいと思います。