柴田勝頼が新日本プロレスから話し合うことなく告げられたこと

柴田勝頼【撮影:koba】
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YouTubeのライブ配信で行われる闘魂ショッピングで、新日本プロレスとの契約更新を保留にしていたことを明かした柴田勝頼。

そして改定された契約書にサインし、契約更新することを発表していました。

柴田の今後を気に掛けていたファンにとって、歓喜の瞬間だったと言えるでしょう。

 

闘魂ショッピングでは『話せない、話しちゃいけないこと』と明言を避けましたが、モヤモヤしていたことを明かしています。

1月にSNSに投稿した意味深画像から、進退について様々な噂が立っていた柴田ですが、新日本との契約更新が公に明かされたことは嬉しい限りです。

 

一方で、柴田が新日本プロレスでどんな役割を担うのかは不明と言えます。

これまでアメリカ版野毛道場として運営してきたLA道場は、先日プロレススクールとして運営することが発表になりました。

 

スクールの講師はNJPW STRONGで活躍してきたベイトマン、フレッド・ロッサー、そして柴田の愛弟子DKCとKUSHIDAが務めることが発表されています。

恐らく、スクールに通う会員が増えれば講師も増えるのでしょう。

最新のアナウンスではロイス・アイザックもビギナーコースの講師に加わりました。

 

この講師陣に柴田勝頼の名前はありません。

LA道場も道場の機能が残っているかどうかも不透明です。

ファンのモヤモヤは消えてない状況かと思いますが、プロレスを扱う書籍「KAMINOGE」のインタビューでLA道場の方針が変わったことを明かしました。

 

柴田勝頼が新日本プロレスから話し合うことなく告げられたこと

 

新日本の伝統的な道場を海外でやるために始まったLA道場ですが、今現在はその機能は無いようです。

これは柴田が生え抜きを育てる環境がなくなったことを意味し、残念ながらこの方針は決定後伝えられたと語っています。

▪︎今年から寮をなくして道場を一般開放してスクールにすると言われた

▪︎話し合うことなくLA道場の方針は決まっていた

 

詳しい内容については記載できないので、柴田が語ったニュアンスや詳細は是非本誌をご覧ください。

 

LA発の道場システムにより多くの選手が育ち、その間柴田が復帰に向け生き生きと指導できていたことは新日本にとってもメリットがあったと思います。

一方で採算を取るために道場からスクールを舵を切るしかなかった事情も理解できます。

ただ残念なことは、決定する前に一言柴田にその方向性を伝えることはできなかったのかということ

柴田のモヤモヤは多くのファンにも伝染していました。

 

「KAMINOGE」のインタビューで、道場は技術を教わるだけじゃなく、魂を養う場所と語った柴田。

柴田にとってLA道場の日々は、生き甲斐だったと言えるでしょう。

その場がなくなったということは、今後は完全復帰に向け指導するフェーズに入ったと理解しました。

2023年、柴田がリングの上で活躍する姿を待ちつつ、柴田の『自分の道探し』の旅を見守りたいと思います。