内藤哲也がSANADAのタイチとの関係に『おもしろいものではない』と苦言

SANADA、内藤哲也【撮影:koba】
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NEW JAPAN CUP(以下NJC)は8大会が終わり(旗揚げ記念日大会含め)ベスト8が出揃いました。

金曜の後楽園ホール大会ではセミでマーク・デイビス vs EVIL、メインが内藤哲也 vs SANADA。

土曜の浜松大会ではセミでデビッド・フィンレー vs 海野翔太、メインが後藤洋央紀 vs タマ・トンガが激突します。

 

残念ながら初戦の同門対決を制したウィル・オスプレイは、右肩を負傷し残りのトーナメント出場を断念。

代わりにオスプレイと闘ったマーク・デイビスが繰り上げの形で準々決勝に進みます。

――代わりに出場してほしいとオスプレイ選手に頼まれたときはどう思いましたか?

デイビス『俺にとっては凄いプレッシャーだ。嘘はつかない、本心を言うよ。俺のプロレスのメインは、タッグパートナーであるカイル・フレッチャーと共に、オージー・オープンとしてタッグでレスリングをすることだ。俺たちは今日のプロレス界で最高のデュオだよ。俺はプロレスを、すべての闘いを愛している。俺の心はここにあり勝つためにあるんだ。だから、オスプレイが俺の前に座って、UNITED EMPIREのためにお前は俺の代わりに出場する必要があると言ったとき、俺の中の火が燃え上がったんだ。俺の中のさらに深い何かを照らしたんだよ。だから俺はUNITED EMPIREのためにやる。ウィル・オスプレイのために、オージー・オープンのためにやる。そして、俺は自分自身のために闘うよ』

引用:新日本プロレス

 

内藤哲也がSANADAのタイチとの関係に苦言

 

どの試合も注目度の高い一戦ばかりですが、中でも最注目は後楽園ホール大会のメインイベントと言えるでしょう。

昨年準優勝の内藤哲也対、タイチに勝利するまでスランプに陥っていたSANADAのロスインゴ同門対決です。

普段多くを語らないSANADAですが、2月にテレビ朝日の「新日ちゃんぴおん。」に出演した際、Just 4 Guysに誘われたらどうするかという質問に対し『その時の感覚次第』と含みを持たせる発言をしていました。

 

NJC一回戦でタイチと闘った際も、試合後ガッチリ握手を交わしたSANADA。

プロレスラーとしてのポリシーを変えたと語ったSANADAですが、タイチとのユニットを越えた友情は芽生えているのかもしれません。

 

実はその様子を見ていただろう内藤は、今週発売の週刊プロレスのコラムの中で苦言を呈していました。

“お互い気になる関係なんでしょうね。ただそれを近くで見ているオレとしては、おもしろいものではないですけどね

引用:週刊プロレス No.2235

 

他ユニットの選手との繋がりは肯定する発言をしていましたが、それを敢えて見せるということは何かがあると勘繰ってしまうと自論を述べていました。

詳しくは週刊プロレス本誌を読んで確認してほしいですが、SANADAに対するネガティブな発言と言えるでしょう。

同門対決で煽っているだけかもしれませんが、これまでの内藤の発言の中では稀なケースでしょう。

常に切磋琢磨し馴れ合いの関係ではないロスインゴですが、内藤にとって結束力は重要なポイントなのかもしれません。

一方でSANADAはInstagramのストーリーズに『#今となんか違う人と繋がりたい』という意味深なタグを投稿していました。(“◯◯◯と繋がりたい”というタグはよく作って投稿しています)

 

今回3回目となる内藤とSANADAのシングルマッチですが、果たしてどちらが勝利するのか。

そして試合後、2人は絆を深めるのか、それとも溝ができてしまうのか…

NJCの公式戦以上に重要な一戦は今夜ゴングとなります。