大阪城ホール大会「DOMINION」でバレットクラブの新メンバー登場か

デビッド・フィンレー、エル・ファンタズモ【撮影:koba】
“独り言考察”




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阪城ホール大会「DOMINION」開催まであと1日。

ほぼタイトルマッチで構成された全9試合はどれも注目のカードばかりです。

 

中でも個人的に注目しているのが、第5試合のNEVER無差別級選手権。

新生エル・ファンタズモが自分をバレットクラブから追放したデビッド・フィンレーに逆襲する試合です。

4・8両国国技館大会でファンタズモを追放したフィンレーですが、バックステージで意味深な発言を残していました。

フィンレー『エル・ファンタズモ、今なら俺がリーダーに見えるか?

コイツらは俺についてきてくれた。俺の哲学を理解している。俺の並外れた素質を理解している。

俺がBULLET CLUBの前リーダーにやったことをおさらいしよう。このシレイリでアイツの頭蓋骨を割り、2カ月は人前に出れなくしてやった。

アイツは何千マイルも離れた場所にいながら、未だにCLUBのロゴや名前を使ってやがる! 自分を追い出したCLUBの名をな。

ELP、お前は口が達者過ぎたようだ。リーダーについて語りすぎた。問題だったのはリーダーじゃない。メンバーだ。

お前の代わりはもう用意している。

やると思ったことはやる。俺はキラーだ

引用:NJPW WORLD

 

このバックステージでの発言の数日後、新日本のワシントン大会でクラーク・コナーズがヒールターン。

リングの上でフィンレーとTOO SWEETのハンドサインを交わし、バレットクラブ入りを果たしています。

 

フィンレーの言う『お前の代わりは用意している』がクラークのことではないなら、「DOMINION」で何かが起きるかもしれません

クラークはフィンレーが初めて勧誘したバレットクラブメンバーですが、ファンタズモの代わりかと言われれば疑問が残ります。

クラークはジュニアヘビー級であり、ヘビー級であるファンタズモの代わりとは言い兼ねます。

ファンタズモの代わりを用意しているなら、ヘビー級の“KILLER”が相応しいでしょう。

 

バレットクラブから追放され新生ELPとして初登場する「DOMINION」は、ファンタズモにとって絶対負けられない一戦となります。

一方でバレットクラブの新リーダーであるフィンレーも、初防衛で負けるわけにはいきません。

前回のタイトルマッチでタマ・トンガをオーバーキルしたフィンレーと言えども、ファンタズモも確実に倒せる相手とは言えないでしょう。

確実にNEVERのベルトを守るために、手段を選ばない可能性はあります。

『お前の代わりは用意している』がクラーク・コナーズではなく、新たなバレットクラブ新メンバーなら、登場するタイミングは「DOMINION」のファンタズモ戦かもしれません。