過去、最もハードスケジュールだったかもしれない、新日本プロレスのジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」(以下BOSJ)。
17日間で12大会を行い、その短期間で9試合の公式戦を闘うスケジュールでした。
3日連続の公式戦が1回、4日連続の公式戦が1回あったスケジュールは当事者の髙橋ヒロムやエル・デスペラードも問題視するほど過酷なリーグ戦と言えるでしょう。
結果、リーグ戦8試合目で石森太二が試合中に負傷。
無念のレフリーストップとなってしまいました。
【5.21後楽園大会・第9試合】
『BEST OF THE SUPER Jr. 30』Aブロック公式戦
高橋ヒロムvs石森太二注目の首位対決は、石森が無念のレフェリーストップ負け……。
★試合の詳細は新日本プロレス・スマホサイトで速報中!https://t.co/jC8HbGBP4F#BOSJ30 pic.twitter.com/K8iztIPxdJ
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) May 21, 2023
素人目線では肩の脱臼かと思われた石森ですが、新日本からの公式発表は『頚椎の負傷』とのことです。
『BEST OF THE SUPER Jr.30』に出場していました石森太二選手ですが、頚椎の負傷により、今後の試合を欠場となります。現在は、医師の許可のもと、自宅療養中となります。 なお、健康状態は良好で日常生活に支障は出ておりません。 石森選手の試合を楽しみにしていた皆様には、誠に申し訳ございません。 引用:新日本プロレス |
【お知らせ】
石森太二選手が頚椎の負傷により、今後の大会を欠場。復帰時期は未定となります。https://t.co/eVCm8RUMC5#BOSJ30 #njpw pic.twitter.com/LhbFYyKCT4— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) May 22, 2023
頸部の怪我といえば、今年プロレスリング・ノアのトップレスラーであった原田大輔が頸椎環軸椎亜脱臼(けいついかんじくついあだっきゅう)と診断され、引退を余儀なくされました。
幸い普段の生活には支障がないとのことですが、頸部の負傷は引退に直結しかねない身体の中でも重要なな箇所です。
石森の場合、日常生活に支障はないとのことでしたが、復帰時期は未定と発表されています。
原田の例があるだけに、いつ復帰できるか心配していましたが、Instagramにハードトレーニングしている様子を投稿しました。
石森にとって負傷後、初の投稿です。
リハビリトレーニングとは思えないほどのハードな練習をこなした石森。
時期シリーズであるG1クライマックスの対戦カードは既に発表になっており、当分休養が続くのでしょう。
所属するユニットのバレットクラブは、石森が欠場中にメンバーが3人増えました。
ジュニアの面子も増えているだけに、ユニットの内の立ち位置も気にしているかもしれません。
今は焦らず完全復活した状態で復帰できること、そして再び負傷しないことを祈るばかりです。