【前編】オカダカズチカのNOAH移籍の可能性についての考察

オカダカズチカ、清宮海斗【撮影:Koba】
国内プロレスニュース




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内最後となる新日本プロレスの興行の後楽園ホール大会2連戦が、遂に今週末となりました。

例年通り2日目のメインは東京ドーム大会のIWGP世界ヘビー級選手権の前哨戦。

1日目のメインはNEVER無差別級6人タッグ王座選手権が組まれました。

 

急遽とも言えるNEVER6人タッグ王座の防衛戦に、一部ファンからやはりオカダカズチカはフリーエージェントになるのではという声も見受けられます。

先日、海外メディアはオカダが来年1月末の契約満了をもってフリーエージェントになると報じていました。

オカダの次の契約先はAEWかWWEが有力とも報じられています。

 

この海外メディアの報道はSNSでかなりの話題となりました。

一方で、私が知る限りこの海外メディアのニュースを報じる国内メディアは見かけていません。

当然、新日本プロレスやオカダ本人の反応もない状態です。

現在、ファン以外は静観の構えを取っています。

 

オカダが1月末で新日本プロレス所属からフリーエージェントになるかどうかはまだ分かりません。

仮にそうなったとしても移籍先は海外プロモーションになるとは限らないと思っています

自分のため、家族ためにプロレスラーとしてより評価をしてもらえる団体に移籍することはプロなら当然の思考でしょう。

しかし、過去のオカダの発言を振り返ると、全く違う可能性もあるのではと思い始めています

その過去のオカダの発言とはこちらです。

オカダ『いい選手がたくさんいるとわかったからこそ、もっと活性化できるなと。シリーズに参戦するのもありますけど、ファンから愛されるということを考えたら、やっぱり移籍っていう形もいいことだと思いますよ。サッカーを見ていても、そういうのは当たり前にありますし。

レンタルは面白くないんですよ。(自団体に)帰っちゃうからお客さんが愛せないですよ。それなら移籍という形で、行って帰ってくるケースの方が(いい)せっかく3団体一緒にやるわけですから、そういう意味の交流もしてみたりしたら面白いんじゃないかなと思いますね

引用:東スポWEB

 

今年6月に行われた新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノア(以下NOAH)の合同興行「ALL TOGETHER」時に発言していた“団体間移籍”提言。

一時的な参戦やレンタルではなく、いつか帰って来るとしても移籍という交流が面白いと語っていました。

しかし、今のところオカダが提言した3団体間の移籍はまだ実現していません。

一体この発言の真意はなんだったのか?

なにかしら意図があっての発言だと思うのですが…

 

オカダカズチカが「団体間移籍」を実行するなら、その移籍先は…

 

新日本プロレスの顔であり中心人物の1人であるオカダですが、自ら提言した「団体間移籍」を自ら実例を作る可能性もあると思っています。

オカダの言う『面白い』は、本人が一番構想を描けているはずです。

 

では、オカダが移籍するならどちらの団体なのか?

恐らく、清宮海斗がいるNOAHではないでしょうか。

久しぶりに前シリーズでカードが組まれたオカダは、このタイミングで再び清宮を上から目線で見下し挑発しています。

いやあ、なんか気持ち悪い曲が流れてたんで、誰の曲かなと思ったら清宮くんでしたね。アア、ごめんなさい。そんな曲が流れてたらコメントする気も起きなかったんで。まあ、こんなこと言わなくてもいいですよね。すみませんね』

引用:新日本プロレス

 

今年2月に行われた武藤敬司引退興行で、オカダと清宮はシングルマッチで対戦し勝負はついています。

オカダからしたらもう闘う理由もなく、挑発する理由もないでしょう。

しかし、なぜかオカダから先に清宮を挑発しました。

当分関わることはないと思っていましたが、再びオカダが清宮を挑発するのには理由があるということでしょう。

来年2月にオカダがNOAHに移籍することになるなら、再びの挑発も意味があると言えます。

 

あとは、NOAH移籍にどんなメリットがあるかです。

AEWやWWEに移籍する以上のメリットは何なのか?

続きは【後編】で。