数字が証明した内藤哲也とプロレスラーの商品価値と影響力

内藤哲也【撮影:Koba】
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、テレビ朝日ビッグスポーツ賞の表彰式で、内藤哲也が【テレビ朝日スポーツ放送奨励賞】を受賞したことを覚えていますでしょうか?

同賞はスポーツ界(JOC加盟競技団体)で優れた成績を残した個人・団体を表彰する賞であり、内藤は特別枠として奨励賞を受賞しました。

事実、テレビ朝日ビッグスポーツ賞は【ビッグスポーツ賞】【ビッグスポーツ特別賞】【ビッグスポーツ五輪奨励賞】【ビッグスポーツ新人賞】【ビッグスポーツ特別貢献賞】【ビッグスポーツ特別賞功労章】に分類されており、内藤が受賞した【テレビ朝日スポーツ放送奨励賞】はテレビ朝日が公表している受賞者には含まれず例外的な特別賞です。

YouTubeでライブ配信された表彰式でも順番は一番最後でした。

それでもテレビ朝日がスポーツ分野で活躍した選手と認めた証であり、プロレスとプロレスラーの活躍と影響力が認められた証拠だと思っています。

 

ここからが本題です。

なぜ、内藤哲也が【テレビ朝日スポーツ放送奨励賞】を受賞した話を再びするのかというと、プロレスラーの影響力・商品価値を各企業に知って欲しいと思ったからです

商品を宣伝するのにより影響力のあるタレントを起用することは、商品を多くの消費者にリーチする上でも重要なことと言えます。

 

今回のテレビ朝日ビッグスポーツ賞には多くの著名人が出演していました。

例えば前侍ジャパン監督の栗山英樹さん、フィギュアスケートの宇野昌磨さん、現役を引退した卓球の石川佳純さんなど。

同授賞式はマイナビニュースのYouTubeアカウントでライブ配信され、同時に各賞の表彰式の場面を切り取って配信していました。

今現在、同授賞式のアーカイブはライブ配信を除き宇野昌磨さん、石川佳純さん、内藤哲也の表彰シーンしか残っていません。

他は削除されています。

 

恐らく、この3人の表彰式の動画が再生数が最も多いからなのでしょう。

今現在(1月19日)の再生数は宇野さんが8549回、石川さんが1062回、内藤哲也が19万回

テレビ朝日ビッグスポーツ賞の知名度がどの位かは分かりませんが、一般的なスポーツ選手に贈られる授賞式であり、完全アウェイの状況で内藤は表彰式に参加しました。

そんな状況下にあったにも関わらず、著名なスポーツ選手や同授賞式のライブ配信より圧倒的に上回る19万回という再生数を叩き出しています

ちなみに、この19万再生という数字はマイナビニュースが過去10日間で配信した動画の中で2番目に多い再生数でした。(1番は大谷翔平選手の動画)

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※マイナビニュース過去10日間の再生数TOP3

 

逆に言えば、プロレスラーや内藤哲也に商品価値があるとテレビ朝日が知っているから、今回の【テレビ朝日スポーツ放送奨励賞】が贈られたとも言えます。

日常的なニュースでこれだけ注目度を集められるということはプロレスラーに宣伝力があるという証拠であり、逆にプロレスとは関係ない分野にプロレスラーを起用すれば多くのプロレスファンが注目するということです。

私が言わんとすることは伝わりましたでしょうか?

大谷翔平選手ほどの影響力はないかもしれませんが、著名なタレントと同等以上の商品価値がプロレスラーにあるということです。

気付いている企業は、既にプロレスラーと広告塔として起用し始めています。

 

各企業、メーカーの広報担当者の方々。

プロレスラーは数字を持っています。

プロレスラーを広告塔に起用するなら“今”です。