G1クライマックス前日記者会見の一言が、この試合の注目度を上げることになりました。
『同じCHAOSですけど、YOSHI-HASHIさんとの試合に関しては、まあ6年ぶりにはなると思うんですけど、正直期待してないですね。
つまらない試合になると思います』
引用:新日本プロレス
俄然、YOSHI-HASHIの活躍に期待していましたが、結果は連敗スタート。
オカダ戦前になんとかエルガンから1勝をもぎ取りましが、優勝戦線に程遠いのが現状です。
6年半振りのシングル対決となったオカダカズチカ戦では、勝てるかどうかに注目が集まりました。
序盤は勢いのあったYOSHI-HASHIですが、すぐに試合を支配するオカダ。
力の差を見せつけるような非情な攻めと感情のない表情で、オカダはYOSHI-HASHIのハートに火を付ける技を繰り出しました。
それは6年半ぶりの…
ネックブリーカー式レインメーカー
まるで、『YOSHI-HASHIさんなんて6年前の技で十分なんだよ』と、聞こえてきそうです。
これで火が付いたYOSHI-HASHIはオカダをギリギリのところまで追い詰めます。
このまま勝つのではと思われたファンも多かったでしょう。
私も勝って欲しいと願うのではなく、“勝てる”と期待してしまいました。
しかし、残念ながらカルマをツームストンに切り返したオカダが、なんとか勝利をものにしました。
そう、決して余裕はなかった。
試合後のコメントが、本当に伝えたかった事だったんだと思います。
『YOSHI-HASHIさんに関しては、何もないよ。
別にこれで、「いい試合だったね」「よかったね」、あんたはもう、そんなレベルじゃないでしょ。』
引用:新日本プロレス
この試合でIWGPヘビー級前王者を追い詰めたYOSHI-HASHIですが、これから求められるものは…
“結果”
残念ながら新日本では結果を残さないと、生きていけないということ。
つまりは、生き残れ!というメッセージ。
YOSHI-HASHIのそんなレベルじゃないプロレスを見れるのは、これからです。
私は期待していいと思っています。
今G1でのYOSHI-HASHIの逆転劇?
いいえ、違います。
遠くない将来、ベルトを懸けて戦う、オカダカズチカ vs YOSHI-HASHIのタイトルマッチを。
気付けば勝ち点8のトップに並ぶは、棚橋弘至とEVIL。
次いで勝ち点6で追走するのが、オカダ、ジェイ・ホワイト、鈴木みのる。
次の高松で注目するのは…
EVIL vs 鈴木みのる
勝ったEVILが頭ひとつ抜けるのか、それともみのるがAブロックを混戦にかき回すのか。