遂に本日から始まる新日本プロレスのヘビー級の祭典「G1 CLIMAX 30」。
殆ど海外勢が来日できなかった中でシリーズを闘ってきましたが、G1では多くの外国人レスラーがエントリー。
初出場こそなかったエントリーメンバーですが、昨年とあまり変わらないメンバーで臨めることがサプライズでしょう。
渡航制限がある中、どうやって来日できたか疑問を持つ方も多いでしょう。
海外勢がなぜ再入国できたかの謎は、こちらで考察しています。
G1クライマックスの開幕となる大阪大会ですが、初戦から注目カードが目白押しです。
9月19日(土) 大阪・大阪府立体育会館 | |
A | オカダ・カズチカ vs 飯伏幸太 鷹木信悟 vs ジェイ・ホワイト 石井智宏 vs 鈴木みのる ジェフ・コブ vs タイチ ウィル・オスプレイ vs 高橋裕二郎 |
中でも最も注目の公式戦は、メインイベントを飾るオカダカズチカ vs 飯伏幸太でしょう。
今年の1・4東京ドーム以来の再戦となり、昨年飯伏がG1クライマックス決勝進出を決めたリーグ最終戦と同一カードになります。
新日本プロレスで強さの象徴と言えばオカダカズチカの名前が挙がると思いますが、G1でも他者の追随を許さない結果を残してきました。
初出場となった2012年と2014年に優勝をすると、毎年グループリーグでトップ争いをしています。
2019年 | 7勝(勝点14) | GL敗退 |
2018年 | 6勝1分(勝点13) | GL敗退 |
2017年 | 6勝1分(勝点13) | GL敗退 |
2016年 | 5勝1分(勝点11) | GL敗退 |
2015年 | 7勝(勝点14) | GL敗退 |
2014年 | 8勝(勝点16) | 優勝 |
2013年 | 4勝1分(勝点9) | GL敗退 |
2012年 | 5勝(勝点10) | 優勝 |
ご覧の通り毎年好成績を残していますが、リーグ初戦の勝率に関しては決して高くありません。
その主な要因は対戦相手を見れば明らかでしょう。
2019年 | 棚橋弘至 | 勝利 |
2018年 | ジェイ・ホワイト | 敗北 |
2017年 | 矢野通 | 勝利 |
2016年 | 丸藤正道 | 敗北 |
2015年 | マイケル・エルガン | 勝利 |
2014年 | AJスタイルズ | 勝利 |
2013年 | プリンス・デヴィット | 敗北 |
2012年 | 天山広吉 | 勝利 |
初出場で初優勝して以来、G1クライマックスの初戦には最強の相手と闘ってきたオカダ。
今年の相手も昨年覇者の飯伏幸太となれば、開幕から激闘が繰り広げられることは間違いないでしょう。
IWGPヘビー級王者として臨む飯伏にとっても、負けられない開幕戦となります。
G1連覇を目指す飯伏にとってオカダからの勝点2は、それ以上の価値があるでしょう。
ちなみに、過去の開幕戦の成績はご覧の通りです。
オカダ同様、強者と初戦を闘ってきた飯伏ですが、勝率は5割を切っています。
2019年 | KENTA | 敗北 |
2018年 | ザック・セイバーJr. | 勝利 |
2017年 | 内藤哲也 | 敗北 |
2016年 | 不出場 | ー |
2015年 | 棚橋弘至 | 敗北 |
2014年 | 不出場 | ー |
2013年 | 矢野通 | 勝利 |
今年の東京ドーム大会以降、新日本のシングルのベルトには絡めなかった両者です。
G1クライマックス優勝は当然の目標として、来年の東京ドーム大会、IWGP戴冠を目指しているはずでしょう。
新日本の頂を目指す両者にとって、今年の開幕戦は絶対負けられない一戦なんだと思います。
グループリーグを突破する為にも、ファイナリスト最有力のライバルからの勝利は絶対です。
新日本プロレスに金の雨を降らせ続ける男と、神に神を託された男と、どちらが開幕戦を制するのか。
そして、その勝利は優勝決定戦へと続く道になるのか…
本日の開幕戦は17:00試合開始です。
【お知らせ】
本日の開幕に合わせ、オリジナルの星取表を作成中です。
G1クライマックス特設サイトにも星取表はありますが、『このサイトで使用されている写真および文章を無断で使用することはできません』と記載されています。
無断で使う訳にもいかないので、絶賛制作中です。
ちょっと拘って作っているので、是非ご覧ください。
星取表はトップページの下記スライダーに設置します。
また、リンクはこちらになります。
本日の開幕戦が行われる17:00までに設置するので、乞うご期待です。
勿論、公式戦が終わった都度、星取表内容は更新します。