遂に発見!別府で内藤哲也と鈴木みのるが闘う理由

“独り言考察”




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次のシリーズの対戦カードが発表されてから、ずっっっっっっっっっっと気になっていたことがあるんです。

 

それは別府大会で行われる、スペシャルシングルマッチ…

 

内藤哲也 vs 鈴木みのる

出典:新日本プロレスリング:HP

 

前回のブログでも書きましたが、このカードが組まれた本当の意味をずっっっっっっっっっっと考えていました。

勿論、ノンタイトルマッチでも盛り上がるし、それ以上の意味は無いかもしれません。

それでも、このカードに存在する他の意味がないだろうか、色々調べてみました。

 

 

まず、デストラクションで行われるビッグマッチは、広島別府神戸の3都市。

昨年も同会場でビッグマッチが行われています。(別府だけ時期は違いますが)

その時の入場者数でいうと…

 

9・16広島サンプラザホール  3601人(札止め)

4・29別府ビーコンプラザ  2570人

9・24神戸ワールド記念ホール  5480人(満員)

 

満席にならなかった別府ビーコンプラザですが、収容規模はなんと8000人

そして、昨年行われた別府大会の主要カードは…

 

 IWGPジュニアヘビー級選手権 

高橋ヒロム vs リコシェ

 ペシャルシングルマッチ(セミ) 

棚橋弘至 vs EVIL

 IWGPインターコンチネンタル選手権(メイン) 

内藤哲也 vs ジュース・ロビンソン

 

これだけのカードが組まれたのに、動員数は2570人。

いや、別府という土地なら、十分集まった方なのかもしれません。

大分の中心から離れた別府という観光地で、地元民は観光業に従事する方も多いと聞きます。

昨年の興行は地元民にとっては忙しい、GW初めの繁忙期。

他県からの動員も別府の観光客の多さに、宿泊施設も混雑していたことでしょう。

(フォロワーさん談を参考)

 

 

では、今年の別府大会の対戦カードはどうなっているのか?

 

 NEVER無差別級選手権(セミ) 

後藤洋央紀 vs タイチ

 スペシャルシングルマッチ(メイン) 

内藤哲也 vs 鈴木みのる

 

これ以外にも豪華なカードが組まれていますが、やはりメインがノンタイトルマッチでは昨年の動員を大幅に超えるとは考え難いです。

 

そこである疑問が浮かびました。

 

別府大会の動員増を目指すなら、広島で行われるIWGPヘビー級選手権と入れ替えれば良かったのではないかと。

 

でもそうしなかったのは、なぜでしょう?

考えられることは2つ。

 

1つは、昨年メインを飾った内藤哲也への期待

内藤『最後に、今日、別府ビーコンプラザの会場の皆様、ご覧になりましたか?

たくさんのお客様で埋まってたよ。

でもさ、残念ながら、超満員札止めにはならなかった。スゲー悔しいよ。

もしかしたらさ、東京ドームを超満員にするよりも、ここ別府ビーコンプラザを超満員にする方が難しいかもしれない。

それぐらい大きな会場だからね。

この悔しさは、絶対忘れないよ』

引用:新日本プロレス

 

“この悔しさは、絶対忘れない”

 

これは、昨年の別府大会のマイクパフォーマンスで語った言葉です。

内藤哲也はどうしたらこの別府大会を盛り上げれるか、必死に考えていることでしょう。

 

 

もう一つは、内藤とみのるの試合がタイトルマッチに変わる

先日のブログでクリス・ジェリコが防衛戦を行うなら10・9両国国技館大会と予想しました。

クリス・ジェリコが現れるなら後楽園!?今後の展開【後編】

 

ジェリコのスケジュールで言えば、10月の両国大会でしか試合が組めそうにないからです。

 

ジェリコが新王者となった大会は6・9大阪城ホール大会

すなわち、王者返還ルールに基づけば、防衛戦は12・9まで行われなければなりません。

しかし、両国大会を逃せばFOZZYのスケジュール上、他のビッグマッチで試合を組むことはできない。

 

そもそも両国でインターコンチネンタル選手権をやるかどうかさえも、まだ何も発表されてい無いのが現状です。

 

もしかしたら、ジェリコのスケジュールが合わず…

 

インターコンチ王座返上

 

王者空位となればジュニアベルト同様、王者決定トーナメントか王者決定戦が行われることになります。

ちなみに、クリス・ジェリコを除く直近2年間のインターコンチネンタル王者はこの3人。

 

第18代王者  内藤哲也

第17代王者  鈴木みのる

第16代王者  棚橋弘至

第15代王者  内藤哲也

 

この内、棚橋はG1で優勝してるため、神戸でオカダカズチカと挑戦権利書を懸けた防衛戦が組まれています。

 

今回の高橋ヒロムのベルト返還の例に当てはめれば、内藤とみのるのインターコンチネンタル王座決定戦に変わる可能性もあるのではないでしょうか?

 

新シリーズ開始直後の後楽園大会で、ジェリコからベルト返還のビデオレターが届き…

 

後日、別府で行われるシングルマッチが王座決定戦に変わる…

 

 

実は以前にも王者が返上して、決定戦が行われたことがありました。

2016年2・14長岡大会 インターコンチネンタル王座決定戦

棚橋弘至 vs ケニー・オメガ

 

この時は、中邑真輔が新日本退団に伴いインターコンチのベルトを返上。

そして、その王座を決める一戦が棚橋とケニーとの王座決定戦になりました。

出典:新日本プロレスリング:HP

 

そう考えるとクリス・ジェリコのベルト返上に伴う決定戦が、内藤とみのる2人で行われたとしても納得できます。

 

さあ、これで内藤とみのるに共に闘うメリットと、このふたりで王座決定戦を行う理由もできました。

勿論、あ・く・ま・で私の憶測です。

しかし、これがシリーズ開始直後にアナウンスされたらどうなるでしょう?

 

今年4月に熊本で行われたインターコンチに向けての前哨戦とは、また違う姿勢で臨む内藤哲也を見ることができるでしょう。

それはベルトが欲しいから?

いいえ。

東京ドームでタイトルマッチを行う権利を得たいから

 

スペシャルシングルマッチインターコンチネンタル王座決定戦に変われば、勝者は東京ドームでタイトルマッチを行える可能性が急浮上します。

 

負けたら地獄のシングルマッチが、急遽タイトルマッチに変わる。

新日ファンの目の色も一瞬で変わることでしょう。

それこそが、8000人収容できる別府コンベンションセンター(ビーコンプラザ)で行われる意味かもしれません。

 

もし、この予想が現実のものとなれば、あの言葉が脳裏をよぎることでしょう。

 

“この悔しさは、絶対忘れない”

出典:新日本プロレスリング:HP