先日行われた『ジャイアント馬場没20年追善興行』はNJPW WORLD(ライブ&オンデマンドサービス)でも配信され、普段他団体のプロレスに触れることないファンにとって有意義な興行になりました。
【皆様へ】2月19日、両国国技館で開催の「ジャイアント馬場没20年追善興行〜王者の魂〜」は当日券が完売、超満員札止め(8800人)の中でおこなわれました。ご来場のファンの皆様、ご参加いただいたレスラー&OBの皆様、興行開催にご尽力いただいたすべての皆様に心より御礼申し上げます。 pic.twitter.com/5Tz9i65TmM
— 【公式】ジャイアント馬場記念館 (@gb_memorial) February 21, 2019
そういう私も他団体のプロレス、他団体のプロレスラーに興味はあったものの、なかなか時間を作れず新日本オンリーのプロレスライフを過ごしています。
それが今回の追善興行で、ずっと気になっていた“宮原健斗という全日本の宝”を初めて目の当たりにすることに。
たったの1試合でしたが、宮原というレスラーが発する『光』は対戦した棚橋弘至とはまた別の輝きを放っていました。
例えるなら、棚橋は幾度も上塗りし深い輝きを放つ光。
対して宮原健斗はなんでも吸収できる純粋な光。
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— 週刊プロレス (@shupromobile) February 26, 2019
まだまだ宮原というレスラーのほんの一部にしか触れていないので、もっと知りたいという欲が出てきました。
勿論、全日も他の団体の選手も同様、新日本以外にも魅力なレスラーは数多く存在します。
なかなか他団体のプロレスを見る機会がなかった方、今まで興味がなかった方にも、今回のような興行が行われたことは日本のプロレス界にとっても大きな一歩でしょう。
何より“抗争”ではなく“共闘”だったことに、意味があるんだと思います。
そして、この共闘の続きを見ることができそうなニュースを見つけました。
この記事の中には『ジャイアント馬場杯』という団体の垣根を超えるだろう大会が、企画・創立に向け動きだそうとしているということ。
まだ、どの団体が主催者になるのか、いつからやるのか詳細は決まっていませんが、もしこれが実現すれば定期的な団体間交流が実現するということでしょう。
※特に新日本と国内の他団体との交流がなかったので
仮に毎年1回行われるのなら、トーナメントでその都度優勝者決めるような大会を行って欲しいと願っています。
例えば1回戦と2回戦は各団体で行い、準決勝と決勝は今回のような大きな会場でビックイベントとして開催するという興行の方が、ブランド価値も高めていくことができるのではないでしょうか。
個人的にはシングルマッチに拘らず、タッグのトーナメントを行った方がデメリットが少ないと思っています。
個人戦だとどうしても試合結果で団体の優越を訴えるファンも多いでしょう。
例えば、新日本の棚橋と全日本の宮原のタッグや、オカダカズチカとNOAHの丸藤正道がタッグを組んだりした方が日本のプロレス界の底上げに繋がるんだと思います。
今の時代ならSNSでタッグパートナーを募集したり、ファン投票で候補を決める選手も出てくるかもしれません。
こういう妄想が広がると、やっぱり新日本以外の興行へ足を運んで見たことない選手を下見したいという欲が生まれます。
ということで…
一歩踏み出す決心をしました!
何を一歩踏み出すのかというと、他団体へのプロレス観戦へ初挑戦しようと思います。
今まで一度も踏み入れることのなかった新日本以外のプロレス興行を観に行くということは、私にとって未知への挑戦です。
子供の頃から国内のプロレスは新日本だけを見ていた私にとって、大袈裟ではなく禁断の扉を開くことになるでしょう。
どの団体の興行を見に行くのか、どんな大会を見に行くのか、無事チケットを購入できたら報告したいと思います。
プロレスファン人生において、初めてとなる“一歩踏み出す勇気”になりそうです。