内藤哲也の飯伏幸太へのコメントが嬉しさを隠しきれない2人の運命

“独り言考察”




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あまり普段こういう発言はしないのですが、どうしても今回だけは言わせてください。

 

さすが、内藤哲也!

 

何がさすがなのか?

内藤が何をしたのか…

 

昨日行われたNEW JAPAN ROAD沖縄大会のバックステージで内藤哲也が語ったコメントは、まさしく“プロレスファン目線”と飯伏幸太への嫉妬。

『でもさあ、彼は大阪で言ってたよね?

この新日本プロレスで全力を尽くすと。

てっきりさ、「今日も来るのかな?」なんて思っちゃったよ。

だってさ、あの宣言した時点で彼は(ケガが)治って、試合ができる状態なんでしょ?なのになんで今日は来ないの?

(中略)

明後日から始まる次のシリーズを観戦予定のお客さまも、もしかしたら飯伏が見られるんじゃないかって、楽しみにしていたところもあるんじゃないの?』

引用:新日本プロレス

 

これは明日(3月1日)から始まる旗揚げシリーズに“来いよ”という挑発です。

試合が無いのに会場に現れれば、観戦しに来たファンにとってこれほど嬉しいことはないでしょう。

 

そして飯伏の“全力宣言”に喜びを隠しつつ、ライバル心も剥き出しにしました。

『そういうお客さまを裏切って、「NEW JAPAN CUP」までゆっくり休んでるんですか?

ならさあ、この新日本プロレスで全力を尽くすとか、そんなこと言うなよ。

期待を持たせることなんて、言う必要なかったんじゃないの? なんかちょっと期待してしまったね。ガッカリっすね。

と言いつつ、明後日からの「旗揚げシリーズ」ですか?

ひょっこりと飯伏幸太が現れてくれるのを、オレは楽しみにしてるよ。

飯伏、期待してるぜ。カブロン!』

引用:新日本プロレス

 

面白いことに、今週発売の週刊プロレス2000号でも同様なことを言っています。

※上記写真にリンク貼っています

 

何が面白いのかというと、本誌のインタビューはNEW JAPAN CUP(以下NJC)の対戦相手が飯伏だと分かる前だったということ。

それに対して昨日のインタビューでは、旗揚げシリーズに出場しないことについてここぞとばかりに攻撃しました(笑)

 

一言で言えば『覚悟があるなら一緒に新日本を盛り上げようぜ』という、内藤のメッセージなんだと思います。

ケニー・オメガは離脱しましたが、飯伏が新日本を選んでくれたことに、ファンだけではなく内藤も喜びを隠しきれないということでしょう。

 

 

タイミングが良いことに、飯伏の東スポwebでのインタビューでNJCにかける思いを語っています。

『1回戦内藤さんというカードを組んでくれた団体には感謝してます。

1回戦が決勝戦くらいの気持ちなので。

そこに全力を注ぎたい』

引用:東スポweb

 

前回、内藤哲也と飯伏幸太が試合をしたのは、昨年夏のG1クライマックス第7戦目。

昨年の記事を見たら、リーグ戦終盤とは思えない程の死闘を繰り広げていました。

 

この時の内藤戦の1勝が、その後の決勝戦進出に繋がる大事な1勝だったのだと思います。

 

では、その前の対戦はどうだったのか?

振り返ると今回のNJCと、非常に似たシチュエーションだったことに気付きました。

 

この時もG1クライマックス初戦で、内藤 vs 飯伏戦が実現しています。

お互い言い訳できない、最高のコンディションで。

あの時の試合が、2人の“今”を作ったと言っても過言ではないでしょう。

 

やっぱり2人は闘う運命なのかもしれません。

 

今年のNJCで、内藤対飯伏が初戦で当たる意味…

もしかしたら、近い将来再び2人が闘うことになるかもしれません。

それは内藤が持つインターコンチの防衛戦?

勿論その可能性もありますが、もっと最高なシチュエーションが2人を待っている気がしてならないのです。

あくまで予感ですが…