“誰も俺になんか期待してねぇ。お前だけだよ、俺に期待してんのは”
誰も期待してない!?
この言葉を全力で否定しようと思ったのが、今日この記事を書こうと思った理由です。
まず、大前提として今年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)で、私が誰の優勝を期待しているかというと…
エル・デスペラードと答えるでしょう。
4・23LOAD to レスリングどんたく@後楽園ホール
ならず者
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— -プロレスブログ (@tope_tokyo) April 23, 2019
正確に言えば、とうの昔に公言していました。
今年のスーパージュニアの顔は、デスペラードになるとさえ願っています。
それと同時にデスペラードのモチベーションが下がっていないかも、危惧していました。
事の発端は『レスリングどんたく』シリーズのやる気のないコメント。
シリーズ最終日には、遂にネガティヴ発言まで飛び出します。
『それはそうとドラゴン・リー、お前、俺の名前出したな? ありがとうよ。
俺はよ、シングルで何してると思う? 4回負けて、それで俺を。
誰も俺になんか期待してねぇ。お前だけだよ、俺に期待してんのは。
(中略)
ドラゴン・リー、次にお前とやる時、俺はもっと刺激的な男になってるだろうよ』
引用:新日本プロレス
今年のBOSJは最多20人のエントリー、初出場が4人で、決勝の舞台は両国国技館です。
全試合ライブ配信も決まり、新日本関係者も期待していることでしょう。
優勝候補が沢山いる中で特に期待が大きい選手は、NEVER王者としてNEW JAPAN CUPに出場しスーパーヘビー級の選手を倒したウィル・オスプレイ 。
5・3福岡大会のメインイベントで多くのファンの度肝を抜いたドラゴン・リーと石森太二。
そして、新日本参戦以来一度も3カウントもギブアップも奪われていない鷹木信悟。
他のメンバーを見ても世界的に有名な選手も多く、毎年出場している選手は見劣りしているのかもしれません。
もしかしたらデスペラードが抱いた劣等感が、“誰も俺になんか期待してねぇ”という言葉を言わせてしまったのか…
そもそも、なぜデスペラードの優勝を期待するのか?
髙橋ヒロムのライバルだから?
それも1つの理由でしょう。
デスペラードが贔屓な選手だから?
ズルい言い方をすれば、最も好きな選手の1人です。
生き様がカッコいい?
それもある。
指先まで見入ってしまう動き、低い声、ラテン系の入場曲、狂気に満ちた鋭い眼光、全てがカッコいいから?
〇〇かっこいい。
※〇〇はデスペラードがよく使う表現です
いや、もっと理由は単純かも知れません。
両国国技館のメインイベントのリングで、白い衣装のデスペラードから聞きたい言葉があります。
“ 次はドラゴン・リー。
俺のこと楽しませてくれるんだろ?
期待しているぜ ”
昨年のBOSJ髙橋ヒロム戦のコメントを聞いて、デスペラードファンになった方も多いでしょう。
本当に私以外、デスペラードの優勝を期待するファンはいないのか?
私がなんと言おうと本人が『期待してねぇ』というのだから、1票も票が入らないかも知れません。
それでも、私と同じく今年のBOSJで最も期待する選手はデスペラードというファンがいるかどうか…
最後に。
デスペラードも言うように、まずは5・7タカタイチマニアの葛西純戦が重要です。
ドラゴン・リーの発言に対して
個人的感情としてはどうあれ
今はタカタイチマニア2で闘う葛西純しか見えていない
スーパージュニアだって二の次三の次だ
浮ついてて闘い切れる相手じゃねえ事くらいガキでもわかる
でも
俺の名前わざわざ出してくれたんだから
覚えといてやる
葛西純の後だ
— エル デスペラード (@eldesperado_) May 3, 2019
何が重要だって、こんな試合次行われるかどうか分かりません。
そして、デスマッチのカリスマからどんな刺激を貰えるか。
タカタイチマニアの実質のメインイベントは、この2人の試合になるでしょう。
刺激しかない死闘に、期待したいと思います。