EVIL欠場で「Road to POWER STRUGGLE」シリーズを代打出場となったロスインゴのBUSHI。
そのBUSHIが10・25所沢大会で意外なコメントを発しました。
『俺はこの「SUPER Jr. TAG LEAGUE」、そしてIWGPジュニアタッグのベルトだけを意識してるわけじゃないんだよ。
ウィル・オスプレイ、IWGPジュニアのベルトを懸けて、俺と闘えよ。
いい返事、待ってるよ』
引用:新日本プロレス
BUSHIが言う通り、現在はスーパージュニアタッグリーグの真っ最中。
ウィル・オスプレイもロビー・イーグルスとタッグを組んで出場していることから、すぐには回答できないでしょう。
案の定、昨日行われた群馬大会のコメントを見る限りオスプレイはBUSHIの発言に気付いていません。
『ヤングライオンはすべての試合が挑戦だからな。すべての試合が授業みたいなもんだ。負けようが関係ない。だから跳ね返すのが大変だよ。でも、それをするのが俺たちの役目。一つとして気が抜けない試合が続く。そいて、今夜も勝利で終わった。かかってくる者は、すべて食い尽くしてやる』
引用:新日本プロレス
それより気になるのが、BUSHIのこの発言にオスプレイ以外の選手が噛み付くのではないかということ。
「タッグリーグに出場していない(出場できなかった)のに、IWGPジュニアのベルトに挑戦したいなんて…」と言いそうな選手は何人かいます。
昨日のコメントを見る限り誰も反応はしませんでしたが、今後現れる可能性はあるでしょう。
あとは、今日からの後楽園ホール大会以降、BUSHIが再びIWGP挑戦を口にするかどうかでしょう。
今シリーズオスプレイと試合は1試合も組まれていなく、バックステージでコメントしただけではタイトルマッチが決まれる可能性は低いと思われます。
今年最後のビッグマッチである11・3大阪大会でタイトルマッチが組まれなければ、年内のIWGP挑戦は困難です。
スーパージュニアタッグリーグ最終戦の公式戦終了後に得意の毒霧で挑戦表明しない限り、急遽タイトルマッチが組まれることはないでしょう。
#ジャイアント馬場没20年追善興行 終了
この大会に出場できたことは本当に光栄でした。試合には全く納得いってない
悔しい一戦になってしまった
今日一回きりにはしたくない
毒霧の借りも返さないと。もちろん、BUSHIに。#ajpw #njpw #Sweeper pic.twitter.com/SKzLK91sfk
— 岩本 煌史【KOJI IWAMOTO】 (@k_i_prowrestler) February 19, 2019
制御不能なBUSHI降臨に、期待したいばかりです。
BUSHIの発言に一番反応しそうな選手は金丸義信かエル・デスペラードだと思っていました。
しかし、金丸とデスペラードの目線はCMLL勢に向けられています。
金丸『オイ、結果よりいいもん見してやるからよ。オイ、俺らと目ぇ合わすなよ』
デスペラード『次、今シリーズ中、公式戦じゃねえけどな、楽しみだぜ……』
引用:新日本プロレス
10・30静岡大会のタッグマッチでDOUKIと組んで再びティタン、ボラドールJr.と闘うデスペラードですが、この試合で憂さ晴らしを終えたらBUSHIの発言に噛み付く可能性はあるでしょう。
同日8人タッグマッチでBUSHIと闘う金丸も同様です。
今シリーズ、内藤哲也とタイチの前哨戦絡みでロスインゴと鈴木軍のタッグマッチが続きますが、今後の展開次第では11・3大阪でBUSHIとデスペラードのシングルマッチが組まれる可能性もあるでしょう。
金丸&デスペラード組は昨日の公式戦で2敗目を喫し、リーグ戦から一歩後退しています。
いずれにしても「Road to POWER STRUGGLE」シリーズ最終戦の大阪大会・第2競技場で誰がどんな行動を起こすか…
もし、11・3大阪大会でデスペラードとのシングルマッチが組まれれば、試合途中の金丸の介入でBUSHIが蹂躙される可能性もあるでしょう。
その時は、髙橋ヒロムが助けに来るかもしれません。
あくまで可能性のひとつに過ぎませんが、11・3大阪大会では何らかの形でヒロムが復活することを祈るばかりです。