昨日の記事で、現ロスインゴメンバーから更に離反者が現れるかどうかを考察しました。
その中でも最も反響があったのが、BUSHIの意味深ツイートです。
— BUSHI (@BUSHI_njpw) July 14, 2020
7月14日、日付が変わる少し前にBUSHIが挙げたツイートは、今まで見たことのないようなデザインのオーバーマスク。
骸骨の顔をモチーフにした様に見えるオーバーマスク、「NEW JAPAN CUP」(以下NJC)一回戦では骸骨の身体のモチーフをペイントしたスーツを着てきたことから、BUSHIもバレットクラブ入りするのではないかと噂されています。
— BUSHI (@BUSHI_njpw) July 2, 2020
EVILの裏切り行為により人間不信になったというファンもいる中で、BUSHIまでも裏切って欲しくないというファンも多くいるでしょう。
そこで、BUSHIがTwitterにアップしたオーバーマスクのデザインに付いて調べてみました。
ツイートのリプ欄でも見受けられますが、恐らく参考にしたデザインはテレビ東京系列で放送されていた『牙狼〈GARO〉』(ガロ)という特撮番組の主人公が身に付けている「魔導輪ザルバ」というリングがモチーフなんだと思います。
※写真に商品のリンク貼っています
2005年に全25話で放送された特撮番組ですが、近年アニメや舞台などにも派生しているとのこと。
BUSHIと『牙狼〈GARO〉』の関係性は分かりませんが、もしかしたら牙狼15周年を記念してオーバーマスクのデザインに取り入れた可能性もあります。
ちなみに、この『ザルバ』というリングは【友】という意味があるそうです。
BUSHIのオーバーマスクが「魔導輪ザルバ」を意識したデザインなら、ロスインゴメンバーの絆というメッセージを込めらているのかもしれません。
もしくは、元“友”であるEVILへの決別メッセージの可能性もあるでしょう。
恐らく、オーバーマスクに関しては、裏切りを予告する意味合いはないのかもしれません。
ただし、オーバーマスク以上に気になることがあります。
それは、高橋ヒロムとEVILが闘う二冠戦でBUSHIが介入するなら、最高のタイミングだという事です。
ヒロムもBUSHIも、お互い闘うなら特別なシチュエーションで実現したいと言っていました。
ロスインゴに入り、まだ1度も実現していない2人のシングルマッチ。
ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアでの決勝戦で闘うことが理想かもしれませんが、お互いが各ブロックで1位になる必要があり、いつ実現するかは分かりません。
今週号の週刊プロレスのEVILへのインタビューでは、内藤哲也を倒す『いまが一番おいしい』タイミングと語っていました。
今週号のEVIL選手の試合リポートには、2冠戦後の新王者の単独コメントも少しだけ掲載。端々から感じられたのは、ロス・インゴ脱退はネガティブな思いからではなく、あくまでも個人の欲求=トップ取りを目指すための行動…ということでしょうか。ぜひ誌面を。(市川) #週プロ #新日本プロレス #EVIL pic.twitter.com/SGyvOhYA8W
— 週刊プロレス (@shupromobile) July 15, 2020
詳しくは週刊プロレス本誌をご覧ください。
週刊プロレス 2020年7月29日号【雑誌】【1000円以上送料無料】
二冠王者の内藤同様、二冠王者に挑戦するIWGPジュニアヘビー級王者からベルトを奪うタイミングとしては、他にない程最高のシチュエーションでしょう。
高橋ヒロムが持つジュニアのベルトへの挑戦者は、まだ決まっていません。
もし、EVILとの二冠戦を介入により邪魔され敗北すれば、IWGPジュニアの次の挑戦者に指名する可能性は十分考えられます。
BUSHIがジュニアの主役に躍り出る絶好のチャンスです。
とは言っても、ロスインゴとヒロムを裏切ってまでBUSHIが冒険するとは思えません。
いや、思いたくありません。
ディック東郷が大阪城ホールの二冠戦で、どうやってBUSHIのマスクを手に入れたのかという疑問は残りますが、数年前クリス・ジェリコもBUSHIのマスクを被り内藤を急襲しています。
『BUSHIのマスクを入手すること=BUSHIが裏切る』ことにはならないでしょう。
さらに言えば、BUSHIのマスクを被って登場したディック東郷は、素顔を見せる時、マスクをリングに叩きつけています。
これから仲間になる予定のレスラーのマスクを、あそこまで粗末に扱うか疑問が残ります。
EVIL’s new “PAREJA” Dick Togo!! @boliviacuba
Replay “DOMINION in OSAKA-JO HALL” (July 12th)
Watch on New Japan World▶︎https://t.co/CcdQ1X9P52#njpw #njpwworld #njdominion pic.twitter.com/elzpqXkJFi— njpwworld (@njpwworld) July 13, 2020
唯一の前哨戦となる7・20後楽園ホール大会では、EVIL率いるバレットクラブと内藤・ヒロム・BUSHIが6人タッグマッチで闘います。
もしこの試合でBUSHIが3カウントを奪われ負けるようなことがあれば、この日バックステージでコメントを残すことは難しくなるでしょう。
この日のメンバーを見ると、その可能性は十分ありそうです。
次、BUSHIのコメントが聞けるのは、後楽園ホール大会の夜更新されるだろう新日本プロレスのオフィシャル選手日記だけ。
この日負けたダメージにより、日記が更新されないということ事が起きないことを祈るばかりです。