外道はジェイ・ホワイトを見切るのか?裏切りまでのカウントダウン

外道【撮影:koba】
真夏の祭典『 G1 CLIMAX 』




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クライマックス真っ只中、バレットクラブが内紛問題に揺れています。

事の発端はKENTA戦のEVILのダーティーファイトを、ジェイ・ホワイトが避難したことでしょう。

 

バレットクラブ入りしてから未だ接触のないEVILとジェイですが、公式戦後のバックステージではお互い牽制し合っています。

特にEVILの発言にご乱心なのはジェイの方です。

愛知大会での内藤哲也戦後も、ジェイに対し意味深発言を口にしました。

 

『ずいぶん外道のことを信じてるようだな。そうかそうか……』

 

高橋裕二郎がジェイとの公式戦で負けるのを拒んだことから、疑いの目は外道に向けられました。

 

そもそも外道がジェイのパートナーになったのは、オカダカズチカを見切ったのがキッカケです。

2018年の9月の神戸大会の裏切り劇は、近年でファンが最も驚愕した事件だったことでしょう。

 

同年6月の大阪大会でケニー・オメガにIWGPヘビー級のベルトを奪われて、その年のG1クライマックスはセコンドに外道を付けずに闘いました。

G1最終日に6年半のコンビ解消を発表したオカダですが、僅か1ヶ月で外道に裏切られたことになります。

『負け犬』『お払い箱』と罵った外道ですが、何がキッカケで裏切ったのかは不明です。

キーワードがあるとしたら『王者陥落』『パートナー解除』『信頼関係の欠場』といったところでしょうか。

 

では、今のジェイ・ホワイトは外道にとってどう映っているのか?

今年の1・4東京ドームで内藤哲也にインターコンチネンタルのベルトを奪われて以来、10ヵ月以上無冠の状態です。

コロナ禍の影響を考えれば仕方のないことですが、その間EVILは二冠王者に輝き、KENTAはNEW JAPAN CUP USAで優勝しIWGP USヘビー級の権利証を持っています。

ジェイにとって今必要なことは、G1クライマックスを優勝することでしょう。

当然、外道も期待しているはずです。

 

しかし、G1のリーグ戦で敗退してしまったらどうなってしまうのか?

ジェイは裕二郎の反旗に対し『おまえが仕組んだことなのか?』と外道を疑いました

結果を出さず信頼関係が崩れたらどうなるでしょう。

外道が人の道を外した行為に及ぶかもしれません。

 

EVILはスポーツ紙の取材で、ジェイの批判に反論しています。

『お前が取れなかった2冠を俺が実力で取ったんだ。俺がいるからBCに2本のベルトがもたらされたんだ。勘違いしてるのはお前の方じゃないか?』

 

もう何が起きても不思議ではないでしょう。

バレットクラブは裏切りの歴史の上に成り立っています。

いつ、誰が誰を裏切るのか…

バレットクラブに新リーダーが生まれる日も、遠くないのかもしれません。