田中稔が高橋ヒロムの持つIWGPジュニアヘビー王座に挑戦表明を宣言

高橋ヒロム、田中稔【撮影:Koba】
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月4日に行われるGLEATの両国国技館大会。

飯伏幸太、石川修司、関本大介、鈴木みのる、青柳亮生など、他団体のトップレスラーが多く参戦することもあり、かなり注目度の高い大会となっています。

新日本プロレス所属選手の中からは高橋ヒロムが出場。

GLEATの頓所隼、青柳亮生とタッグを組んで、田中稔、カズ・ハヤシ、CIMA組と闘います。

 

田中稔と言えば元IWGPジュニアヘビー級王者であり、昨年は新日本の日本武道館大会に出場し、13年振りにセルリアンブルーのマットに足を踏み入れました。

その時、内藤哲也にロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン入りを直訴したものの断られたエピソードも明らかにしています。

 

田中稔として2回、稔と改名して1回、そしてマスクマン“ヒート”として1回ジュニアのベルトを戴冠しています。

中でもヒート時代は11回防衛しており、今でも最多連続防衛記録として破られていません。(ヒートの正体は獣神サンダーライガーが公式サイトで公にしています)

この記録を破ることはヒロムの目標であり、様々な場所で記録更新を公言しています。

 

8月の両国大会でタッグマッチながら現王者のヒロムと対戦することになった田中稔。

リング上でIWGPジュニアに挑戦する夢を見たという稔は、両国大会で直接ヒロムから勝った場合は、IWGPジュニアに挑戦表明するとSNSで宣言しました。

 

もし、このタイミングでヒロムから直接勝ってタイトルに挑戦表明すれば、ヒロムと言えども断ることは難しいでしょう。

現在、ヒロムは5回連続防衛中です。

直近のビッグマッチはG1クライマックスの準決勝と優勝決定戦が行われる両国大会2連戦であり、6回目の防衛戦としての舞台として相応しい場所と言えるでしょう。

それとも、新記録となる12回目の防衛戦のタイミングでタイトルマッチを行うのか…

往年のファンにも届く一戦は、ヒロムととっても新日ジュニアにとっても重要な一戦となりそうです。

 

とは言え、稔が挑戦ヒロムから勝つことを条件としており、困難なミッションであることには変わりありません。

そして6人タッグである以上ヒロムと対戦する機会も多くないでしょう。

果たして田中稔はチャンスを掴みIWGPジュニアに挑戦表明できるのか…

ヒロムが参戦するGLEAT 「Ver.MEGA」両国国技館大会まで、1週間を切りました。