BUSHIの無言のメッセージと怒りの叫びに期待すること【新日本プロレス】

Koba
“独り言考察”




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２月２２日以来の後楽園ホール大会となった、新日本プロレスの７・２０「NEW JAPAN ROAD」。

久しぶりの聖地での興行を多くのファンが待ち望んでいたんだと思います。

筆者も約５ヶ月半振りとなる新日本プロレス観戦。

いつも以上に緊張感のある聖地観戦となりました。

 

長蛇の列ができるエレベーターホール前の光景もなく、熱気に包まれる会場の雰囲気もなく、全てが異質な空間に感じた後楽園ホール。

多くのファンが久しぶりのプロレス観戦となっただろう今大会でしたが、声が出せない分、試合に没頭しているファンが多いように感じました。

会場の雰囲気を楽しむのではなく、１試合１試合を食い入るように見守るスタイル。

それだけ特殊な社会背景で行われた大会に、ファンも慎重に観戦していたのかもしれません。

 

心配されていた観戦マナーですが、この日の後楽園ホールはお手本のようなファンばかりでした。

大阪城ホール大会では一部の方のマナーが悪かったと聞きましたが、会場の規模、集客の分母が大きくなれば気が大きくなってしまう方もいるのかもしれません。

コロナ禍の状況で興行を続けるためにも、ファンも責任感を持った観戦マナーの認識が必要なんだと思います。

 

EVILの裏切りで幕を閉じた「DOMINION」と、今週末に控えたEVILと高橋ヒロムの二冠戦の間の大会とあって、注目度の高い前哨戦となりました。

特にTwitterの意味深な投稿でEVILに続く離反の疑惑が持たれていたのは、ロスインゴ初期メンバーのBUSHIです。

トペスイシーダプロレスニュース＆ブログ～新日本プロレスの国内外最新ニュースを配信～
BUSHIのオーバーマスクのツイートは裏切りの予告なのか？【新日本プロレス】
https://tope-suicida.tokyo/archives/15358
昨日の記事で、現ロスインゴメンバーから更に離反者が現れるかどうかを考察しました。その中でも最も反響があったのが、BUSHIの意味深ツイートです。pic.twitter.com/rmlOuROuou— BUSHI (@BUSHI_njpw) July 14, 2020 ７月１４日、日付が変わる少し前にBUSHIが挙げたツイートは、今まで見たことのないようなデザインのオーバーマスク。骸骨の顔をモチーフにした様に見えるオーバーマスク、「NEW JAPAN CUP」（以下NJC）一回戦では骸骨の身体のモチーフをペイントしたスーツを着てきたことから、BUSHIもバレットクラブ入りするので...

 

基本写真だけの投稿が多く、その写真から裏切りを連想するファンが多かったんだと思います。

最近投稿したおみくじ写真も、いかようにも捉えることができる内容でした。

『思う事思うがままに　なしとげて思う事なき家の内哉』

（願い事は思うがままに叶って、家族には心配事はない）

 

今後のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの安否を示したようなおみくじの言葉ですが、BUSHIの心境に最も近い言葉だったのかもしれません。

ロスインゴメンバーからこれ以上裏切り者はでず、心配するような事は起きないというBUSHIからのメッセージ。

恐らく、BUSHIはロスインゴを裏切るようなことはないんだと思います。

 

この日、BUSHIのオーバーマスクは内藤哲也のイメージとカマイタチ（高橋ヒロム）のハーフマスクを被って入場してきました。

 

西側から入場とロスインゴメンバーですが、私が観戦していた東側まで歩いてきたBUSHI。

配信だとあまり気にならなかったかもしれませんが、場内のファンに見せつけるようにリングの回りをゆっくり１周回ったBUSHIは、メンバーを信頼しているというメッセージだったのかもしれません。

 

SANADAほど寡黙な選手ではありませんが、あまり多くを語らないBUSHIは、試合に対する感情もあまり出さないイメージがあります。

KUSHIDAのような絶対負けたくないライバル不在の状況で、いつしか感情を表に出さなくなったんでしょう。

そのBUSHIが試合中に見せた雄たけび。

 

トペスイシーダの直後に感情を爆発させ叫んだBUSHIは、EVILに対し明らかに“怒りの感情”を露わにしました。

ロスインゴで積み重ねた価値を踏みにじったEVILが許せなかったのかもしれません。

試合終盤、MXを狙ったBUSHIは本気でEVILから３カウントを狙っていたことでしょう。

惜別のMXを狙っていたんだと思います。

 

『俺は内藤に付いていくことにした』と語ったあの日から約５年。

まだ未知数だったロスインゴを内藤とEVILの３人で闘うことを決めたBUSHIは、最もこのユニットに思い入れが深いのかもしれません。

 

今週末に行われる二冠戦ですが、ヒロムが勝ってもEVILが勝ってもロスインゴとバレットクラブとの抗争は終わらないでしょう。

特にBUSHIがEVILにすべてをぶつけるまでは終わって欲しくありません。

高橋ヒロムが二冠戦で負ける姿は見たくありませんが、BUSHIがEVILに挑戦表明する光景は浪漫を感じます。

 

試合後に勝者を襲撃してベルトに挑戦表明するのは、BUSIHの十八番です。

ヒロムとEVILのタイトルマッチが実現する以上、誰にだって挑戦する権利はあるはずでしょう。

EVILにロスインゴ離脱を後悔させることが、BUSHIの新たな目標であって欲しいと願っています。

 

『オイ、EVIL！テメェ調子に乗ってんじゃねぇぞ、この野郎！

俺がお前から取り返してやるよ、エンセリオ、マ・ジ・で！』

 

 

【お知らせ】

予定通り、昨日は新日本プロレスの後楽園ホール大会を観戦しに行ってきました。

 

既に観戦写真はアップしていますが、時間があれば他の選手の写真もアップしようと思います。

また、来週行われる７・２６後楽園ホール大会も観戦予定です。

こちらもカメラを持ち込む予定ですので、気になる方はトペブロ公式Twitterをご覧ください。



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