G1クライマックスも後半戦に入り毎試合激闘が続いていますが、個人的に最も気になっていたのがKENTAと高橋ヒロムのスペシャルシングルマッチでした。
内藤哲也欠場で急遽決まった一戦。
しかし、ただのシングルマッチでは終わらせられない、重要な一戦だったんだと思います。
【ただいま、 新日本プロレスワールドで10.7広島大会をLIVE配信中!】
このあとは、必見のスペシャルシングルマッチ!
KENTA vs 高橋ヒロム!ワールドの視聴&登録は
⇒https://t.co/tj7LO7yeX2広島大会の結果は
⇒https://t.co/P6b58v4Fyw#G131 #njpwworld pic.twitter.com/KXvLWT4FzU— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) October 7, 2021
現在の『ジュニアとヘビーの違い』に対する疑問を口にしていたヒロム。
自分にとっても、新日本にとっても、ファンにとっても、その答えを見つけるためのヘビー級レスラーとの一戦と捉えていたことでしょう。
闘う前から答えは出ていた
ヒロムの想いに、早速持論を投じたのは対戦相手のKENTAでした。
10.7広島大会で、シングル初激突!
かつて“ジュニア戦士”で“対ヘビー”を意識してきたKENTAが、高橋ヒロムに向けて挑発メッセージ!
「ああだこうだ言うんだったら、まずテメェのとこのジュニアヘビー、ヘビー級より面白いもん見せてから発言しろ」
全文は
⇒https://t.co/CczHAMFQes#G131 #njpw pic.twitter.com/OvREeaJ6ES— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) October 3, 2021
恐らく、KENTAと闘う前に答えが出てしまったんだと思います。
『ああだこうだ言うんだったら、まずテメェのとこのジュニアヘビー、ヘビー級より面白いもん見せてから発言しろ』
ヘビー級のレスラーと対等以上に闘えることを見せること自体は、意味があることかもしれません。
しかし、ヒロムが闘うべき相手はヘビーの選手ではなくジュニアの選手達なんだと思います。
今以上にジュニアが盛り上がれば、ジュニアを目指すレスラーも自ずと増えるでしょう。
会社に線引きしてもらわなくても、ジュニアの存在感が増せば曖昧な中にも違いを感じることができるんだと思います。
ヘビーとジュニアでどっちが上という論争が生まれることは、ジュニアが盛り上がっている証拠。
ジュニアの勢いがヘビーを凌げば、自然とジュニア王者がIWGPヘビーに挑戦する流れになるんだと思います。
体重という点では昔以上に曖昧に見えるかもしれませんが、その曖昧な部分に線引きできるのはジュニア勢の圧倒的な存在感しかないのでしょう。
KENTAと闘う前に答えが出てしまったヒロム。
バックステージで敗戦の悔しさを口にしたヒロムでしたが、簡単に答えを口にしたKENTAに対するジェラシーだったのかもしれません。
高橋ヒロム「これだけ言って、このザマだ。ただ、俺が言ってきたことは、やってきたこと、これだけは否定されたくない! いつの日か、いつの日か必ず! 新日ジュニアが、最高だってことを証明してやる 」
BSコメント全文は
⇒https://t.co/P6b58v4Fyw#G131 #njpw pic.twitter.com/RGJyKrjXjm— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) October 7, 2021
一方KENTAも、ヒロムの『想い』攻撃にかつての自分を見ていたことでしょう。
今のジュニアの面子ならもっと面白くなると、期待しているのかもしれません。
試合後のコメントもKENTAらしい辛口なエールでした。
KENTA「(ヒロムに)まずテメェんとこ盛り上げろよ。他のヤツもそうだよ。俺が発した事に噛みついてきて、お前、俺を火種にしてどうすんだよ? テメェらでそれやれよ(中略)『SUPER Jr.』あんだろ? 最高に盛り上げてみろよ。太二と金丸義信いんだろ?」
全文は
⇒https://t.co/P6b58v4Fyw#G131 pic.twitter.com/WYZbnq3T4x— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) October 7, 2021
次は大阪大会で石井智宏とのスペシャルシングルマッチです。
恐らくKENTA戦以上に激しい闘いになるでしょう。
まだ答えを口にしていないヒロムが、石井戦後にどんな想いを口にするのか…
『ジュニアとヘビーの違い』の答えを口にするかどうかは分かりませんが、間違いなく言えることが一つあります。
今後の新日ジュニアは、ますます面白くなることでしょう。
今年のベスト・オブ・スーパージュニアも間違いなく盛り上がるはずです。