遂にNEW JAPAN CUP(以下NJC)の公式戦に登場する渦中の人物タマ・トンガ。
インパクト・レスリングでジェイ・ホワイトに裏切られたタマ・トンガが、バレットクラブの仲間がいる日本に戻ってきます。
ジェイに裏切られて以降、SNS以外でコメントを発していないタマでしたが、NJCの公式戦出場直前に今回のバレクラ追放騒動について口を開きました。
【🏴☠️BULLET CLUBに大事件発生🏴☠️】
🇺🇸IMPACT WRESTLINGでジェイ・ホワイトが
タマ・トンガに裏切りのブレードランナー🗡いまBULLET CLUBに何が起こっているのか?
渦中のタマ・トンガを独占インタビュー🎤https://t.co/N2GK09MkBW#njpw #njcup #BULLETCLUB pic.twitter.com/ne5yIMa70s
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) March 12, 2022
ジェイ・ホワイトについて
ジェイが裏切ったことについて聞かれたタマは、その理由を下記のように語っています。
『アイツは自分の地位が落ちていくのを感じていたんだと思う。2、3年前と比べると今のジェイは団体のトップ戦線にも関われていない。そんな中でオレという存在がアイツにとって脅威になっていたんじゃないかと思う。去年アイツは「G1」に出場しなかった。その空いたスポットをいろんなヤツらが取りに行こうとした。オレもその一人だ。BCの代表としてチャンスを掴みにいった。で、出場しなかったことにオレが腹を立てていると聞きつけたジェイが最終的に取った行動が、あの裏切り行為ってわけだ』
引用:新日本プロレス
昨年のG1クライマックスではオカダカズチカを破り、バレットクラブの新リーダーを主張したタマ。
ジェイはこの活躍に脅威を感じ、リーダーの座を奪われないためにタマを追放したのかもしれません。
バレットクラブ or 無所属
バレットクラブから追放の烙印を押されたタマは、自分の今の立場を“仲間”に委ねると語りました。
『……オレは残りのBCのメンバーの決断を待つことしかできない。そのあとで自分がどうすべきかを決める。でも今、日本で闘っているのはアイツじゃなく、オレだ。他のメンバーがジェイに対してどう思ってるのかが気がかりだ。オレの存在がBULLET CLUBの妨げになっているのか? 他のヤツらもオレを脅威に感じてるんだろうか?そこが知りたいね。オレはまだBULLET CLUBの一員なのか? 正直全くわからない。事の成り行きを見守るしかない』
引用:新日本プロレス
ジェイに裏切られて以来、日本にいるバレットクラブのメンバーとは誰とも話していないと語ったタマ・トンガ。
今日の兵庫大会に1人で登場するのか、誰かセコンドが付くのか気になるところです。
EVILは信用できるか?
NJCの一回戦を同じバレットクラブのEVILと闘うことになったタマですが、キッパリ信用できないと言い切りました。
『オレがEVILと結託としてHOUSE OF TORTUREに入るのを期待してるファンもいるだろうけど、EVILにはEVILなりの目的があって、オレとは方向性が違う。EVILは信用に値するメンバーかと聞かれたら、100パーセント、ノーだ。それはもう去年の「G1」でハッキリ証明されただろ? 信用できないヤツとは組めない。オレにとってEVILは倒さないといけない相手の一人だ』
引用:新日本プロレス
EVILもバックステージでタマを『気に食わない』と豪語しているだけに、信頼できない相手であることは明白です。
仮にジェイが日本に戻ってきた場合、EVILがどちら側に付くのかは気になります。
オリジナルメンバーのファレに伝えたいこと
今では大所帯になったバレットクラブですが、結成当初の2013年はプリンス・デビット、バッドラック・ファレ、カール・アンダーソン、タマ・トンガの4人でした。
この4人がオリジナルメンバーですが、ずっと一緒に闘ってきたファレへの信頼は絶大なようです。
『オレたちはファミリーだ。言葉だけでなく血で繋がっている。アイツは正しい選択が何なのか考えなくても分かっているだろうし、言葉を交わす必要はない。オレたちは同時期にニュージャパンに来てずっと一緒にやってきた仲だ。ファレ、オレに言われなくてもオマエの答えは出てるだろ?』
引用:新日本プロレス
本日NJCの公式戦に出場するタマ・トンガですが、明日以降、誰とタッグを組んで大会に登場するかが気になります。
タンガ・ロアと2人なのか、それともバレクラの他のメンバーとタッグを組むことはあるのか…
いずれにしても、タマのジェイに対する逆襲が始まることは確かでしょう。
『オレはテメーを許さねえ。お前を狙ってるぞ……、ジェイ・ホワイト』
本日の兵庫大会は16時試合開始です。