鈴木軍のタイチがバックステージで意味深な発言を口走る

タイチ【撮影:koba】
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ーチューバーとプロレスラーという二足の草鞋で活躍する鈴木軍のタイチが、配信のなかった熊谷大会のバックステージ意味深な発言を口にしました。

いまのままではいけないと連呼し、近い内に何かを発言すると語っています。

『よーしわかった。よーしわかった。 いろいろわかった。よーしわかった。 近いうち、 俺の考えを言おうじゃねぇか。よーしわかった。このままじゃ来年の今ごろは自分が何歳なのかなと。 そう考えたとき、 いまの自分じゃいけない。いまのままではいけない。 そう思うからこそ、いまだからこそ変えなきゃいけない。 いまのままではいけない。だからこそ、いまのままではいけない。そんなふうに思います』

引用:新日本プロレス

 

実は数日前もSNSに意味深な発言を投下していました。

この時も『そろそろ考えた方がいい時が来た』と何かを匂わせる発言をしています。

 

今年1年を振り返れば、確かにタイチはタイトルに恵まれない1年でした。

NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメントでは、初戦のSANADA戦で敗退。

史上最多の28選手参加となったG1クライマックスでは、2勝4敗とグループ最下位タイ。

春の祭典NEW JAPAN CUPでは3回戦でオカダカズチカで敗退。

1・4東京ドーム大会ではIWGPタッグ王座から陥落。

矢野通からKOPW王座奪取も、一度も防衛できることなく、鷹木信悟に奪われる。

 

思えば、内藤哲也に刺激を受け2018年に階級をジュニアからヘビー級に転向させたタイチは、多くの話題を振り撒いてきました。

SNSや新日本プロレスの公式日記でも意味深なタイトルが多く、タイチの一挙手一投足は注目の的だったと思います。

 

一時は鈴木みのるを裏切るのではないかという噂も広がりました。

結果、鈴木軍の結束は強く、噂はあくまで噂であり妄想の域を越えることはなく…

 

確かにヘビー級に転向したばかりの頃に比べ、SNSの発言も自身のYouTubeチャンネルに関することが多く、リングの上でも決して話題が多いとは言えない気がします。

それでも実力はトップクラスであり、今年のNEW JAPAN CUPでも対戦したオカダにその実力を認められる発言をさせていました。

『でもさ、タイチさん、 あんたはそんなレベルじゃないでしょ。いつでも、IWGPのこのベルトを懸けて闘えるような相手だと思いますし、 待ってますよ。 ただ待ってりゃやれるとはいえないから、 それだけのもの残してくださいよ』

引用:新日本プロレス

 

目に見える結果を残すには実力だけでなしえるものではなく、運や勢いなど様々な要素も必要でしょう。

ベテランと言われてもおかしくない年齢に近づきつつあるタイチが、何か行動を起こすなら今かもしれません。

 

そう言えば、先日海外ファン向けのオンラインサイン会に参加した鈴木みのるが、こんな発言を口にしていました。

グループのリーダーになりたければ自分で作れって。誰かの後とか俺の後とか存在しない。鈴木軍は俺が作ったグループだから』

 

海外からのオファーも多い鈴木みのるは、常に新日本に参戦しているわけではありません。

鈴木軍で最もリーダーに近い存在はタイチとも言えるでしょう。

タイチを慕う仲間に囲まれているのが、今の鈴木軍のようにも見えます。

何か行動を起こすなら今が一番のタイミングかもしれません。

 

近い将来、“聖帝軍”が生まれるかどうか…

タイチの決断に期待したいと思います。