鷹木信悟のバックステージコメントに違和感を感じた理由は…

鷹木信悟【撮影:Koba】
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勝3敗同士対決となったSANADA戦に敗れ、決勝トーナメント進出が崖っぷちとなってしまった鷹木信悟。

G1クライマックスの公式戦も残すところあと2試合。

決勝トーナメントに行くには最低2連勝が必須な状況ですが、決して諦めてはいないようです。

これはSANADA戦後のバックステージコメントになります。

鷹木『オイ、編集長、その雑誌取ってくれ。(※なぜかバックステージに置いてあった今週号の週プロを受け取ると)今週号の週プロがあるじゃねぇか、オイ!

(※自分の試合レポートが載っているページを開き)見てみろ、開いたら、「強さこそ正義」!(※と、自分のページのキャッチを、力を込めて叫ぶ)。

「強さこそ正義」と言って、鷹木信悟、負けちまったよ。だが、まだ終わりじゃねぇ、「G1」は。残り横浜と仙台が残ってんだ。可能性が0.001%でも残る限り、俺は諦めねぇぞ。諦めてたまるか。“STAY DREAM”だ、コノヤロー! 今こそ俺なりの正義を見せてやる。まだまだ終わりじゃねぇぞ!』

引用:新日本プロレス

 

可能性が僅かでも残っている限り、諦めないと語った鷹木。

一方で、鷹木のコメントに違和感を感じたのは私だけでしょうか?

鷹木は『強さこそ正義』という言葉を使いました。

「正義」というフレーズはよくEVILが使うフレーズです

 

EVILにとってやることなすこと全て正義であり、自分こそが正義というのは常に口に出しているフレーズです。

新日本において最も「正義」というフレーズを使うのはEVILと言っても過言ではありません。

奇しくも鷹木の残り2試合の相手はハウス・オブ・トーチャーのEVILと、WAR DOGSのジェイク・リーです。

何かが起こりそうな不吉な予感が漂っています。

 

鷹木と言えば、G1クライマックス開幕前から意味深な発言を繰り返していました。

自身のYouTubeで『今年はラストチャンスだと思っている』と語り、公開会見では内藤哲也との対戦を『最後のシングルかもしれない』という気持ちでリングに上がると言っていました。

もしかしたら退団の可能性もかるのかと思いましたが、退団ではなくヒールターンの方が可能性は高いのではないでしょうか。

 

2018年10月の両国国技館大会からロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバーになった鷹木。

気付けば加入しもう6年が経とうとしています。

今年はキャリア20周年の集大成であり、21年目以降のレスラー人生のプランを模索していることでしょう。

何かを変えるなら今年か来年が絶好の機会かもしれません。

「強さこそ正義」を語り始めた鷹木が、強さを求め新しいユニットを結成する……

なんてこともあり得るかもしれません。

G1クライマックス34星取表