「謎の耳打ち」からこぎつけた内藤哲也の史上初の偉業への道

“独り言考察”




Pocket

の東京ドーム大会“第1弾”対戦カードの発表会見でアナウンスされてたPOWER STRUGGLE」の対戦カード。

この対戦カードに希望を持ったファンの方は多いでしょう。

スペシャルシングルマッチ
内藤哲也vsタイチ

 

以前、タイチとのシングルマッチの可能性を予想していましたが、二冠に一番遠い存在の内藤哲也が、史上初の偉業に首の皮一枚繋がったのではないでしょうか。

 

この対戦カードが決まる前夜の両国大会で、タイチと内藤は面白いコメントを残していました。

タイチ『だけど、だけど俺とお前の仲だよ。俺は優しいからさ、内藤には優しいから。お前も俺に優しいから。

だから、チャンス与えってやってもいいぞ。なあ、お前らこのすぐあいつに伝えてこい。あいつが望むんだったら、最後のチャンスやってやってもいいぞ

あいつがてめぇの口で会社に言うんだったら。やらしてくれって。

そのかわりやってやってもいいけどその代わり、次…負けたら…わかってるな、本当の蚊帳の外だ。二度と口出しするな。

後藤もいい気になるな。後藤、お前に発言権があるんだったよ、俺にもあるって事を忘れるな。よく考えろ内藤

引用:新日本プロレス

 

内藤『試合後に襲われておいて言えるようなことじゃないかもしれないけどさぁ、ハッキリと見えていなかった史上初の偉業への道?

(※目を開くポーズ)こうやって目を開いたら、うっすらと見えてきたかな。時間がないのは分かってるよ。でも、俺は諦めないよ。

なぜなら、うっすらとその道が見えてきたから』

引用:新日本プロレス

 

「あいつがてめぇの口で会社に言うんだったら。やらしてくれって」と言ったタイチですが、内藤がタイチとのシングルマッチを会社に言及するとは考え難いです

内藤が自分の口で言っていないのにシングルマッチが決まったと知れば、タイチも「発言権」を行使することでしょう。

 

チャンスを与えてやってもいいとは言ったものの、タイチは具体的な発言をしていません。

「お前ができなかったこと、代わりに俺がやってやるよ」とは、両国のリングでマイクアピールした内容です。

この時、一度も「二冠」というフレーズは使っていませんでした。

理不尽なシングルマッチ決定に、タイチも自分が思い描く要求を発言するのではないでしょうか

 

タイチに試合後襲われた内藤が、「史上初の偉業への道」がうっすらと見えてきたと言っています。

まるで襲われたことで、物事が良い方向に進むと分かっていたような言い草です。

 

 

11の大阪大会はタイチと内藤のスペシャルシングルマッチの他に、ジェイ・ホワイト後藤洋央紀のインターコンチネンタル選手権が決定しました。

 

このインターコンチ戦後に挑戦表明した選手、もしくは挑戦表明を公言する発言権を持った選手が、東京ドームで挑戦者になることでしょう

恐らく、以前予想した通りの展開になる気がしています。

 

そして、タイチがTwitterで話題に挙げたこのつぶやきに注目していました。

 

これは10・7後楽園ホール大会の試合後、内藤とタイチが仲良く耳打ちしていた場面です。

マイクも拾えない声で話していた2人ですが、タイチがこの様子をTwitterに挙げています。

もしかしたら11月の大阪大会を見越して、東京ドームでインターコンチの挑戦者になるためのスペシャルシングルマッチ誘導を計画していたのではないでしょうか

 

内藤はリマッチ権行使を仄めかし、そのリマッチ権阻止を実行するために、内藤に勝ったら俺に挑戦させろと公言するタイチ。

あくまで憶測に過ぎませんが、そんな2人のやり取りを想像してしまいました。

 

今回のシングルマッチが組まれたことは、両者にとってWIN-WINの結果となったことでしょう。

本日からの始まる新シリーズの前哨戦で、スペシャルシングルマッチに勝った方がインターコンチへ挑戦することを言及するかもしれません。

このタイミングでシングルマッチが組まれたことを、事実上のナンバーワンコンテンダーマッチにするために…

東京ドーム出場へのラストスパートに向けて、この2人の発言がインターコンチの運命を左右する気がしています。