先日お伝えした隔離期間の大幅短縮と、新規外国人の入国が条件付きで緩和された記事には、SNSで多くの反響がありました。
もし報道通り11月8日から新規外国人レスラーの入国が可能になれば、年末年始に向けて海外で活躍するビッグネームが来日するかもしれません。
今回の入国規制緩和は観光客には適用されず、短期滞在のビジネス関係者や留学生、技能実習生について認める方向で調整に入ったとの報道です。
『短期ビジネス目的の入国者についてはワクチンを接種済みなら入国後の待機を最短3日間に短縮する。現在はワクチン接種済みでも入国後10日間の待機を求めている。国内で新規感染者数を抑制できており、ビジネス往来を再び活発にする。
政府は近く与党側に説明し週内にも発表する。月内の運用開始をめざす』
引用:日本経済新聞
ここからは新日本プロレスの目先のシリーズに目を向けたいと思います。
もし報道通り11月8日に新規外国人の入国規制が緩和され、隔離期間も3日間に短縮されるなら、WORLD TAG LEAGUE(以下WTL)やベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)への出場も物理的に可能ということです。
BOSJは13日開幕、WTLは14日開幕で、未だに出場選手は発表になっていません。
もしかしたら入国規制緩和の情報を得ていたから、政府の正式を待っていた可能性も考えられます。
WTLに出場して欲しい選手といえば、数年前新日マットでも活躍していたカール・アンダーソンとルーク・ギャローズの2人でしょう。
NJPW STRONGで行われたタッグトーナメントを制したグッドブラザーズの2人は、IWGPタッグ王座挑戦をアピールしていました。
【新日本】アンダーソン&ギャローズがタッグトーナメント制覇 IWGPタッグ王座返り咲きを宣言 #njpwhttps://t.co/EzrtDhXH4S
— 東スポ プロレス格闘技担当 (@tospo_battle) August 1, 2021
『これで俺たちにはIWGPタッグ王座への挑戦権があるだろ。俺の言っていることを聞いているか? 俺たちはあのベルトを取り戻したい。そのために帰ってきた。俺たちがイチバンだからだ』
引用:東スポWEB
とは言え、グッドブラザーズがWTLに出場できるかどうかは微妙です。
インパクト・レスリングでは11月20日から22日にかけて、有観客収録大会を行います。
この大会をアンダーソンもPRしている以上、14日から始まるWTLへの出場は難しいと言えます。
Back to Las Vegas November 20 https://t.co/y24oGEQ2yk https://t.co/O77GcsqUri
— The Machine Gun AKA Chad 2 Badd (@MachineGunKA) October 27, 2021
レッスルキングダムに大物外国人レスラー登場か?
期待したいのは来年1月に行われる東京ドーム大会です。
年間最大のビッグマッチであり、海外のレスラーを呼ぶタイミングとしてはベストな大会でしょう。
年内最後のシリーズで予告VTRが流れ、年明けに来日という流れは十分考えられます。
また、このタイミングで来日することは今後の再来日にも多いな影響をもたらします。
報道の通り入国規制が緩和されれば、自国で日本行きのビザを発行でき入国可能です。
そして来日後、日本に滞在するための在留資格を申請し発行してもらうことができます。
昨年のコロナ禍でG1クライマックスに外国人レスラーが参加できたのは、この在留資格を保持していたからと考えられます。
つまり、入国規制が緩和されている間に来日し在留資格を得ることができれば、再び新規入国が閉ざされても来日が可能ということになります。
このタイミングで来日を逃し新規入国が停止されれば、いつ日本に呼ぶことができるか分かりません。
来年は旗揚げ50周年YEARであり、様々なサプライズを用意したいところでしょう。
2022年のG1クライマックスの日程は真夏に戻され、BOSJは5〜6月に開催される予定です。
各リーグ戦に新たな外国人レスラーを初出場させるためにも、東京ドーム大会に1度日本に呼ぶ必要があるということです。
恐らく、今週中には入国規制緩和開始の日程が正式に発表されるでしょう。
年内に新規外国人レスラーが来日する可能性も十分考えられます。
再び新日本プロレスがかつての活気と勢いを取り戻すまで、あと少しの辛抱です。